ロケバス内で女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交などの罪に問われたお笑いトリオ「ジャングルポケット」の元メンバー・斉藤慎二被告の初公判が、2026年3月13日に東京地裁で開かれた。斉藤被告は「同意してくれていると思っていた」と述べ、無罪を主張した。職業を問われると「芸人です」と答えたという。
事件は2024年7月、新宿区内に止まっていたロケバス内で、テレビ番組の共演者だった会社員の女性に性的暴行を加えたとされるもの。同年10月に書類送検され、騒動を受けて吉本興業は斉藤被告との契約を解除。斉藤被告はジャングルポケットを脱退し、トリオはコンビとして再出発した。
斉藤被告はNSC12期生で、2006年4月にトリオを結成。「ハァイ!」「ナイスですね~」といったギャグで人気を集め、トリオの顔として活躍してきた。一方、残されたおたけと太田のコンビは、事件後にライブ活動を本格化させ、2026年4月にはお笑いライブだけで22本をこなすなど最高潮の稼働を見せている。太田はTBS系「ラヴィット!」の金曜レギュラーも継続している。
初公判での無罪主張により、裁判は長期化する見通しだ。芸能界を揺るがした性加害事件の司法判断がどう下されるのか、今後の公判の行方が注目される。