お笑いトリオ「ジャングルポケット」の元メンバー・斉藤慎二(43)が、2024年7月30日に東京都新宿区の路上に止まっていたテレビ番組のロケバス内で、20代女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交等罪と不同意わいせつ罪で起訴された。警視庁は2024年10月に書類送検。所属事務所の吉本興業は2024年9月に斉藤の活動休止を公表し、その後マネジメント契約を解除。斉藤はジャングルポケットを脱退した。東京地検は2025年3月26日、在宅起訴に踏み切った。

2026年3月に始まった公判で、斉藤は一貫して無罪を主張している。同年6月2日の第5回公判では、キスや胸を触るといった一連の行為について「女性が自分に好意を持っていると思った」「無理やりではない」と改めて訴えた。当日、女性が自分たちについて詳しかったことなどから好意があると判断したといい、「嫌じゃなかったですか」と確認したことも何度も語ったという。

一方で、当日のドライブレコーダーの映像が残っていないと知り「絶望した」とも述べた。斉藤は「嫌だったとくみ取ることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪の気持ちを示しつつ、「無理やりなことは絶対にしていません。ドライブレコーダーがなく信じてもらうのは難しいですが、それだけは信じていただきたい」と訴えた。

斉藤をめぐっては、2023年8月にも「フライデー」が福岡のキャバクラ嬢との浮気を報じていた。妻でタレントの瀬戸サオリ(38)は事件直後に斉藤をかばうような内容をSNSに投稿して炎上。契約解除後はバウムクーヘンの訪問販売を始めるなど、転落ぶりも話題になった。

被害女性側は強い処罰感情を示しているとされ、示談は成立していない。人気芸人によるロケ現場での性加害事件として、テレビ業界の体質を問う声も上がっており、判決の行方に注目が集まっている。