2023年12月、「週刊文春」がダウンタウンの松本人志の性加害疑惑を報じた。松本は2024年1月に活動休止を発表し、その後文藝春秋を相手取り訴訟を起こした。地上波テレビでの最後の出演は、2024年2月放送のTBS「クレイジージャーニー」となった。
2025年11月、吉本興業の新たな有料配信サービス「DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)」がスタートし、松本は約1年10カ月ぶりに活動を再開した。さらに2026年3月1日放送の日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」内で流れた美容外科「高須クリニック」のCMに登場し、地上波での露出が話題を呼んだ。
しかし、地上波のレギュラー番組への復帰は遠い。2026年3月4日の改編説明会で日本テレビは、松本の出演予定について「今考えていることはありません」と回答。同年3月6日のTBSの改編説明会でも、「クレイジージャーニー」や「水曜日のダウンタウン」への復帰について「今日の段階でそういった話はありません。総合的な状況で判断していくことになります」とした。TBSは「クレイジージャーニー」のゴールデン全国ネットレギュラー放送終了も発表した。
対照的なのが、同じタイミングで表舞台から消えたスピードワゴンの小沢一敬だ。文春報道で「アテンド役」として名前が挙がり、2024年1月から芸能活動を自粛。2025年4月からは慶應義塾大学の通信教育課程に入学したとも報じられたが、活動再開のメドは立っていない。復帰の場を配信に求めた松本と、再開できない小沢。文春報道が残した「がんじがらめの現実」は、2人の明暗を分けている。