俳優のキャリアを捨てて、ジャニーズ事務所創業者の性加害問題の被害補償に取り組んできたSMILE-UP.(スマイルアップ)社の東山紀之(59)社長が、任期満了のため退任することを明らかにした。約3年間の取り組みに一区切りをつけた形だ。

東山は2023年9月、創業者の性加害問題を受けて社長に就任した際、「残りの人生を賭けて取り組みたい」と宣言していた。情報番組デスクは「自分には直接的な責任がないにもかかわらず、天命とばかりに引き受けた。3年間の取り組みは、もっともっと高く評価されていい」と同情する。

芸能メディアの関心は、東山の芸能界復帰の可能性に集まっている。だが関係者は「社長を辞めたとしても、すべての被害救済が済んで、スマイルアップ社が廃業するまでは、復帰の可能性は低い」と見ている。被害補償の業務が完全に終わらない限り、俳優としての復帰は難しいというのだ。

その一方で、別の路線での可能性も囁かれている。スポーツ紙デスクは「可能性としてですけどね」と前置きしつつ、自民党界隈が東山の政界進出に「あるね」という感触だったという社会担当記者の話を伝えている。タレント時代もノースキャンダルで、被害補償会社の社長として責任をまっとうした実績が評価されているという。ただし、これは「茶飲み話のレベル」であり、東山自身は会見で「今後も個人的に被害者と向き合う」と語っている。約3年間の実績を、今後どのような立場で発展させていくのか。東山の身の振り方に関心が集まっている。