2016年1月の「解散騒動」から約1年、日本の国民的アイドルグループSMAPが同年12月31日をもって解散した。25周年イヤーにコンサートも開かれないままの幕切れは日本中に衝撃を与え、メンバー間の確執や事務所の内紛が連日報じられた。
発端は2016年1月13日のスポーツ紙の報道だった。中居正広、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の4人が、長年SMAPを育てたチーフマネージャーの飯島三智とともに独立を検討していると報じられたのだ。背景には、ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長と飯島氏の対立があったとされる。1月18日には「SMAP×SMAP」の生放送で5人がそろって謝罪し、存続を表明。木村拓哉は当初から事務所残留の意向と報じられ、メンバー間の温度差が表面化した。飯島氏はその後ジャニーズ事務所を退社した。
しかし亀裂は修復されなかった。8月10日、木村を除く4人のメンバーがジャニーズ事務所を訪れ、ジャニー喜多川に解散を申し出た。8月14日未明、事務所は報道各社へのファクスで「SMAPは2016年12月31日をもって解散する」と発表。25周年の記念コンサートは開かれないまま、12月26日の「SMAP×SMAP」最終回を経て、大みそ日に28年の歴史に幕を下ろした。解散会見やメンバー5人がそろう場はついに設けられなかった。
解散後、2003年のヒット曲「世界に一つだけの花」(累積売上300万枚超)にはファンによる購買運動が起き、改めて国民的楽曲としての存在感を示した。2017年9月には稲垣、草彅、香取の3人がジャニーズ事務所を退所し、新会社CULENを設立して活動を再開。中居正広は2020年に退所して独立し、木村拓哉は事務所に残った。ジャニー喜多川氏の死去後も再結成を望む声は絶えず、SMAPの解散は平成の芸能史に残る事件として語り継がれている。
2016年1月18日の「SMAP×SMAP」生放送では、5人が黒いスーツ姿で並び、頭を下げて謝罪した。木村拓哉の「これからもよろしくお願いします」という言葉が話題を呼んだが、その後のグループ活動は事実上停止。8月14日未明の解散発表はファクス1枚で報道各社に送られ、NHKはリオデジャネイロ五輪の中継を中断して速報を流す異例の対応を取った。
解散発表後、ファンの間では「世界に一つだけの花」の購買運動が広がり、累積売上は300万枚を突破した。2017年9月8日に稲垣、草彅、香取の3人が事務所を退所し、新会社CULENを設立。同年11月にはインターネットテレビで「72時間ホンネテレビ」に挑戦し、新たな活動の形を模索した。中居正広は2020年に退所して独立し、木村拓哉は事務所に残って俳優・ソロ歌手として活動を続けている。
2016年12月26日の「SMAP×SMAP」最終回では、5人が「世界に一つだけの花」を歌唱。番組のラストは視聴者に深い印象を残した。大みそ日の解散当日、メンバーが一堂に会する場は設けられず、それぞれの仕事先で新年を迎えたと報じられた。
ジャニー喜多川氏は2019年7月9日に死去。事務所の求心力が変化する中で、SMAPの再結成を望む声は根強く残っている。中居正広の引退(2025年)という新たな転機も重なり、国民的グループの解散から10年を経ても、その残響は日本の芸能界に響き続けている。
2016年12月26日の「SMAP×SMAP」最終回は、番組の歴史を振り返る特別編として放送され、最後に5人が「世界に一つだけの花」を歌唱した。視聴率は関東地区で20%を超え、多くのファンが涙したと報じられた。大みそ日の解散当日、ジャニーズ事務所はコメントを発表せず、静かな幕切れとなった。
解散から10年近くを経た今も、再結成を望む声は絶えない。2025年1月の中居正広の引退は、再結成の可能性に新たな影を落とした。一方で、稲垣、草彅、香取の3人は「新しい地図」として活動を広げ、木村拓哉も俳優・歌手として第一線を走り続けている。国民的グループの足跡は、平成の芸能史に深く刻まれている。