元ジャニーズJr.の飯田恭平さんがアメリカ・ネバダ州で旧ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)や元幹部らを訴えた訴訟で、裁判所は2026年9月14日、被告側の却下申立てを退け、事実関係の確認と証拠開示(ディスカバリー)の段階へ進める判断を示した。海外での訴訟が本格的な審理に向けて動き出した。

飯田恭平さんは、旧ジャニーズ事務所における性被害などを理由に、ネバダ州の裁判所にSMILE-UP.や元幹部らを相手取って提訴していた。被告側は管轄権などを理由に訴えの却下を求めていたが、裁判所はこれを退け、証拠開示手続きへの進行を認めた。

一方、同じく元タレントの田中純弥さんが起こした訴訟は2026年3月に却下されており、対照的な展開となっている。同じ性加害問題をめぐる海外訴訟でも、裁判所の判断が分かれた形だ。却下の理由や両訴訟の違いについては、今後の審理の中で明らかになるとみられる。

旧ジャニーズ事務所の性加害問題は、日本国内ではSMILE-UP.による補償業務が進められているが、海外での訴訟は別の様相を見せている。米国の裁判制度におけるディスカバリーでは、双方が証拠や証言を開示し合うことになり、事務所の内部実態に関する新たな事実が明らかになる可能性もある。

米国での訴訟は、日本の補償制度とは異なる枠組みで争われることになる。ディスカバリーを通じて開示される証拠や証言が、問題の新たな側面を明らかにする可能性もある。飯田恭平さんの訴訟の進展は他の元タレントの対応にも波及する可能性があり、日米双方の法的手続きの行方が注目されている。

ディスカバリーの段階は、訴訟の行方を左右する重要な局面となる。飯田恭平さんの訴訟がどのような結論に至るのか、日米の注目が集まっている。海外訴訟の動向は、国内の補償業務にも影響を与える可能性がある。

海外での訴訟の行方は、SMILE-UP.の国際的な対応にも影響を与えそうだ。