2025年4月に『週刊文春』が報じた俳優・田中圭との不倫疑惑と韓国の俳優キム・ムジュンとの二股疑惑で、事実上の活動休止状態に追い込まれていた女優・永野芽郁が、配信作品2本の主演で本格復帰を果たす。主演映画『僕の狂ったフェミ彼女』は12月3日からNetflixで配信が始まり、主演ドラマ『ヒマチの嬢王』も今冬からDMM TVで配信される予定だ。『ヒマチの嬢王』では自身初のプロデュースも手掛け、新宿・歌舞伎町の元ナンバーワンキャバクラ嬢役に挑戦する。清純派路線からの脱却を図る決断に、芸能界の注目が集まっている。

騒動の発端は2025年4月発売の『週刊文春』だった。同誌は永野と田中圭がプライベートで撮影したとする手をつないだ密着2ショット写真を公開したほか、真偽不明ながらLINEでのやり取りなども詳報。さらに永野については、韓国の俳優キム・ムジュンとの二股疑惑も報じられた。3人はそれぞれ交際を否定したものの、ネット上はしばらく大炎上状態が続き、永野と田中が出演していたCMはすべて公開停止となった。

ダメージは深刻だった。永野はNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』への出演を辞退し、冠ラジオ番組『永野芽郁のオールナイトニッポンX』も降板。番組は打ち切り終了となった。その後は表舞台から姿を消し、事実上の活動休止状態が続いたが、2025年12月に映画『僕の狂ったフェミ彼女』への主演が正式発表され、女優復帰が決まった。

復帰後の戦略は明確だ。地上波ドラマへの出演は一旦諦め、配信作品に舵を切った。『東京スポーツ』の報道によれば、ABEMAが人気監督を担いだ新作配信ドラマの準主演級の役を永野にオファーしていたが、永野側はこれを断ったという。条件面かスケジュールの都合かは不明だが、「断れるほど現状困っていない。じわじわと仕事が増えている」と芸能プロダクション関係者は語る。『ヒマチの嬢王』では元キャバ嬢役を自ら選択し、プロデューサーの立場で各所に作品を売り込んでいたとも報じられている。

所属事務所『スターダストプロモーション』の幹部は永野に目をかけており、騒動後も消えることなく大きな仕事を獲得できている背景にあるとされる。10月27日開催の『第39回東京国際映画祭』の特別上映部門では『ヒマチの嬢王』の第1話が先行上映され、永野ら出演者が舞台あいさつに登壇する予定だ。ただ、ネット上では永野に対する批判も根強く、2作の結果次第では今後の活動に暗雲が垂れ込める可能性もある。配信作を中心とした活動で完全復活となるのか、注目が集まっている。