2025年4月下旬、週刊文春が女優の永野芽郁(当時25歳)と俳優の田中圭(当時41歳)の不倫疑惑を報じた。記事には二人の「手つなぎショット」や、田中が永野の自宅マンションを訪れる様子などが掲載され、大きな波紋を呼んだ。二人は報道直後、所属事務所を通じて謝罪コメントを発表したものの、不倫関係については否定した。

しかし騒動は収まらず、週刊文春は続報として、永野と田中の親密なLINEのやり取りをテキスト形式で公開。これに対し永野の所属事務所は「永野本人に確認したところ、そのようなやり取りはしていない」と完全否定し、両者の主張は真っ向から対立する形となった。いわゆる「誤解」という言葉で押し切ろうとする二人の姿勢に対し、世間の視線は厳しかった。

報道の影響は仕事面に直撃した。永野と広告契約を結んでいたクライアント企業が次々とコンテンツを取り下げ、永野がパーソナリティーを務めていたラジオ番組を降板。さらに2026年放送予定のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」への出演も降板となった。テレビ局関係者の間では「NHKはスキャンダルへの対応が厳しく、一度起用を見送ったタレントの復帰には長い禊の期間が必要」との見方が広がっている。

さらに追い打ちをかけたのが、2025年9月の週刊文春による続報だ。俳優の坂口健太郎(当時34歳)が、交際期間4年以上になる3歳年上のヘアメークアーティストの女性と都内高級マンションで同棲していたことを報じるとともに、その女性との交際と並行して永野とも親密な関係にあったと伝えた。こちらについては永野の所属事務所が坂口と「過去にお付き合いしていた」ことを認めており、永野の恋愛スキャンダルは二重の構造を持つに至った。

その後、永野は2025年12月、Netflix映画「僕の狂ったフェミ彼女」で主演を務めることが発表され、活動再開の兆しを見せている。一方で、地上波テレビへの本格復帰については「日テレをはじめとするキー局はスキャンダルに厳しく、不倫疑惑報道を機に4年にわたりドラマに出演させなかった前例もある。永野の禊期間がいつ明けるのかは不透明だ」とテレビ局関係者は語っている。

永野は騒動後、広告業界での起用見送りが相次いだものの、2025年12月にNetflix映画の主演が発表され、配信プラットフォームを軸に活動再開を図る形となった。芸能界では、スキャンダル後の復帰ルートが地上波一辺倒から多様化しつつあるとの指摘もある。