2025年4月下旬、「週刊文春」が女優の永野芽郁(26)と既婚者の俳優・田中圭(41)の不倫疑惑を報じた。記事では田中が深夜遅くに永野の自宅マンションを訪れていた様子や、2人が手をつないだ写真、親密な関係をうかがわせるLINEのやり取りが掲載された。双方の所属事務所は不倫関係を否定し「誤解」と説明したが、掲載されたLINEの内容が生々しかったこともあり、説明不足との印象は拭えなかった。

騒動の影響は甚大だった。永野と広告契約を結んでいた10社以上のクライアント企業が次々とコンテンツを取り下げ、自身がパーソナリティーを務めていたラジオ番組を降板。さらに2026年放送のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」への出演も辞退を余儀なくされ、事実上の休業状態に追い込まれた。

その後も波紋は広がった。2025年9月には週刊文春が、俳優の坂口健太郎(34)が3歳年上のヘアメークアーティストの女性と4年以上交際して同棲しながら、永野とも親密な関係にあったと報道。永野の所属事務所は坂口と「過去にお付き合いしていた」と認めた。

転機となったのは2025年12月、Netflix映画「僕の狂ったフェミ彼女」での主演が発表されたことだ。2026年に入るとSNSの更新も再開し、1月30日には日本テレビ系「金曜ロードショー」で主演映画「働く細胞」(2024年12月公開、興行収入60億円超の大ヒット)が地上波初放送された。さらに6月21日にはフォトブック&スタイルブックのスペシャルBOX「MAGNOLIE」を発売。ロングインタビューでは騒動への心境も語り、「ファンを裏切るようなことはしていない」と強調したという。

ただ、SNSでは相変わらず厳しい声が多く、フォトブックのニュースのコメント欄にも批判的な書き込みが相次いだ。民放キー局の編成関係者は「スキャンダル報道から約1年たっても、ネットユーザーは復帰を認めていない。ドラマやバラエティーでの起用はまだ難しいのが本音」と明かす。Netflixでの主演作の評価が、本格復帰への試金石となりそうだ。