元TOKIOの山口達也は2018年、女子高校生を自宅に呼び出し酒を勧めるなどしたとして、強制わいせつの疑いで書類送検された。山口は所属事務所との契約を解除され、TOKIOを脱退した。

山口は謝罪会見で飲酒の問題を抱えていたことを明かし、メンバーも会見を開いて謝罪した。事件は被害者が未成年だったことや、人気グループのメンバーによる行為だったことから厳しい批判を浴びた。山口は起訴猶予となったが、芸能界への復帰は閉ざされた。

その後も問題は続いた。2020年には酒を飲んでバイクを運転し、車に追突したとして酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された。アルコールとの関係を断てなかったことが改めて明らかになり、かつての人気タレントの転落に驚きが広がった。

TOKIOはその後、株式会社TOKIOとして再出発したが、別のメンバーの問題で2025年に解散するなど、グループの歴史はスキャンダルに翻弄され続けた。山口の事件は、依存症への対応と芸能事務所の管理責任を問う出来事でもあった。

未成年が関わる事件だったこともあり、テレビ各局は所属タレントの起用や報道の在り方を見直した。山口のケースは、アイドルとして長年親しまれた人物であっても、飲酒の問題を抱えたまま活動を続けることの危うさを示した。