日本テレビは2025年6月20日、TOKIOの国分太一に「コンプライアンス上の問題行為が複数あった」として、同局の看板番組『ザ!鉄腕!DASH!!』からの降板と無期限の活動休止を発表した。国分本人も同日に謝罪のコメントを出し、「ご迷惑とご心配をおかけし、深くお詫び申し上げます」とした。問題行為の具体的な内容は、関係者のプライバシー保護を理由に公表されなかった。
そして6月25日、TOKIOはグループの解散と、企画会社である株式会社TOKIOの廃業を発表。城島茂と松岡昌宏は連名のコメントで、ファンや関係者への謝罪とともに解散の経緯を説明した。1994年のデビュー以来、音楽活動に加えてバラエティやCMで国民的な人気を誇ったグループの突然の幕切れに、衝撃と悲しみの声が広がった。
日本テレビは関係者への聞き取り調査を経て判断したと説明しているが、詳細が明かされないままの大物タレントの降板・グループ解散という異例の展開に、さまざまな憶測も飛び交った。コンプライアンスをめぐる芸能界の対応の厳格化を象徴する出来事として、大きな波紋を呼んでいる。株式会社TOKIOは2021年に日本テレビなどと共同で設立された企画会社で、福島県を拠点とする地域振興プロジェクトでも知られていた。
『ザ!鉄腕!DASH!!』は国分の降板後も放送を続け、城島と松岡を中心とした体制で番組を継続している。株式会社TOKIOの廃業に伴い、福島県での地域振興プロジェクトの行方も注目された。TOKIOの楽曲の扱いや、デビュー30周年を目前にした解散に、ファンの間では悲しみの声が広がった。コンプライアンス問題の詳細が明かされないままの幕切れに、疑問の声も残っている。
国分の問題行為の内容は今も明かされておらず、日本テレビは「関係者のプライバシーに関わる」として説明を拒んでいる。真相が闇の中にあることが、憶測を呼ぶ一因となっている。