元TOKIOの国分太一さんは、日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」からの降板発表後、無期限の活動休止を表明した。グループTOKIOは解散し、株式会社TOKIOも廃業した。日テレは「過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あった」とする一方で、問題行為の内容は開示していない。国分さんは2025年10月に日弁連へ人権救済を申し立て、同年11月の会見では日テレ側の対応に「答え合わせができていない」と訴えた。

騒動は2025年6月に表面化した。6月18日に日本テレビが国分さんを事情聴取し、「ザ!鉄腕!DASH!!」の降板を申し入れると、6月20日には日テレが緊急会見を開き、国分さんにコンプライアンス違反があったとして番組降板を発表。国分さんは無期限での活動休止を発表した。さらに6月25日にはTOKIOの解散が発表され、7月2日には株式会社TOKIOの廃業と、関連会社が運営していた「TOKIO−BA」の閉園・事業終了が発表された。

降板後、国分さん側は謝罪の機会を求めて日テレ側に書簡を送るなど面会を求めたが、日テレ側は「直接面談の上で謝罪を受ける意志はない」などと回答。10月23日、国分さんはコンプライアンス違反の内容が本人にすら伝えられていないとして、代理人の菰田優弁護士を通じて日弁連に人権救済を申し立てた。11月26日には司法記者クラブで会見し、「数日間ですべてを失いました」「私の人生のほとんどはTOKIOだった」と涙ながらに語った。

城島茂さん、松岡昌宏さんといった元メンバーも日テレ側の対応に不信感を示し、日テレは12月に「対応がお二人のお気持ちに寄り添った十分なものではなく、大変申し訳なく思っております」と謝罪。2026年2月には国分さんと日テレ社長の面会が実現し、騒動は一旦の区切りを迎えたが、TOKIOの解散は日本の芸能界に大きな衝撃を残した。

11月26日の会見で国分さんは「自ら取った行動により、傷つけた当事者の方に心からお詫びの気持ちをお伝えさせてください」と謝罪し、ファンに向けて7秒間頭を下げた。城島茂さん、松岡昌宏さんについては「今でも折に触れ、声をかけてくれる城島、松岡には感謝しかありません」と語り、30年にわたって出演した「鉄腕ダッシュ」への感謝も述べた。一方、松岡さんは週刊誌の取材で日テレ側の対応について「コンプライアンス違反ではないのか」とまで発言。日テレは12月に城島さん、松岡さんへの説明が不十分だったと謝意を表明し、2026年2月には国分さんと日テレ社長の面会が実現した。