2025年4月7日、俳優の広末涼子(46)が新東名高速道路を走行中、本人運転の車が時速約185キロで前方の大型トレーラーに追突し、同乗者がけがを負う事故を起こした。さらに搬送先の静岡県島田市の病院でパニック状態に陥り、女性看護師を蹴ったり腕をひっかいたりして軽傷を負わせたとして、4月8日に傷害容疑で現行犯逮捕された。傷害容疑は起訴猶予で不起訴となったが、事故については自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)で罰金70万円の略式命令を受けた。

事件後、広末は双極性感情障害と甲状腺機能亢進症を患っていることを公表し、すべての芸能活動を休止。罰金を納付して刑事手続きが完了し、病状も回復傾向にあるとして、事件から1年が経った2026年4月1日に活動再開を宣言した。7月のバースデーライブはチケットが即日完売し、9月にはIT企業のイメージキャラクターに就任、12月発売のアートブックで約2年ぶりに表紙を飾るなど、順調な滑り出しを見せていた。

ところが2026年10月8日発売の「女性セブン」(小学館)が、広末が運転免許証を自主返納していたことや、マネージャーを務める長男のA氏(22)の車に初心者マークが表示されていなかったこと、さらに広末自身が助手席でシートベルトを正しく着用していなかったことを報じた。A氏は今年に入って教習所に通い、9月に免許を取得したばかりで、この夏から広末のマネジャー兼運転手を務めているという。

報道を受け、広末の所属事務所は免許の返納を認めた上で、初心者マークについて「表示していない期間がありました」と認めて謝罪。シートベルトの不適切な着用についても「本人も深く反省しております」とコメントした。免許取得から1年未満のドライバーが初心者マークをつけずに運転すると道路交通法違反にあたり、同乗者のシートベルト不着用も運転者の違反点数の対象となる。

本格復帰に向けて動き出して半年というタイミングで、再び車をめぐるルール違反が報じられたことは痛手となりそうだ。一方でテレビ界には広末への根強いニーズがあるとも伝えられており、母子二人三脚での再起が実を結ぶかどうかが注目される。