2024年7月に不同意性交容疑で逮捕され、示談成立で不起訴となったサッカー日本代表の佐野海舟選手が、2026年FIFAワールドカップの代表メンバーに選出されたことをめぐり国内外で批判が再燃した。森保一監督が「再チャレンジの機会」と説明したことへの反発も広がり、海外メディアも取り上げた。

佐野選手は2024年7月、知人男性2人とともに不同意性交容疑で逮捕された。8月には示談が成立し、不起訴処分となった。その後、ドイツに渡ってマインツでプレーを続け、2025年5月には自ら会見を開いて謝罪し、「深く反省」「引退も考えた」と語った。

日本サッカー協会(JFA)は2025年、佐野選手の招集について判断理由を説明した。山本昌邦ナショナルチームダイレクターが挙げたのは、相手に対して謝罪と話し合いをしたことを確認していること、本人が深く反省していること、検察が不起訴処分と判断し刑事事件としては罪に問われずに終了していることの3点。森保一監督も「再チャレンジの機会」を与えるべきとの考えを示した。

しかし、W杯の代表メンバーに選出されると批判が再燃した。不起訴は無罪判決とは異なり、示談による不起訴が「刑事事件として終了した」として扱われることへの疑問も指摘されている。海外メディアも反応し、英紙ガーディアンは「性暴行容疑のあるW杯出場選手」として佐野選手を取り上げ、インドネシアのデジタルメディアは日本が性暴力加害者に寛容だと批判。SNSでも賛否が激しく分かれている。

佐野選手は2024年7月、知人男性2人とともに不同意性交容疑で逮捕された。8月には示談が成立し、不起訴処分となった。その後ドイツに渡ってマインツでプレーを続け、2025年5月には自ら会見を開いて謝罪し、「深く反省」「引退も考えた」と語った。不起訴には「起訴猶予」「嫌疑不十分」「嫌疑なし」の3種類があり、不起訴が無罪を意味するわけではないことも指摘されている。佐野選手が代表に選ばれたことへの批判は、W杯本大会が進む中でも海外メディアで報じられ続けている。