楽天の浅村栄斗選手(35)とコーチ2人の計3人が、日本から海外のオンラインカジノサイトにアクセスして金を賭けたとして賭博の疑いで2026年3月に書類送検された。3人は警察の任意の捜査に容疑を認めたという。楽天球団は「今後の当局の判断、結果をもとに適切な対応をしたい」とコメントした。

書類送検は3月4日、宮城県警によるもの。浅村選手らは海外のオンラインカジノのサイトにアクセスし、金を賭けたとして賭博の疑いが持たれた。オンラインカジノは海外で合法なサイトであっても、日本国内から接続して金を賭けた場合は賭博罪に当たる。

背景には、プロ野球界で広がったオンラインカジノ問題がある。2025年2月にオリックス・バファローズの山岡泰輔投手の利用が発覚したのを機に各球団で自主申告が相次ぎ、日本プロフェッショナル野球組織(NPB)は8球団16人に対し総額1020万円の制裁金を科した。同年6月には読売ジャイアンツのオコエ瑠偉選手(当時)らが書類送検された。楽天は2025年2月に自主申告を呼びかけ、浅村選手から申告があったとして警察に相談。球団は制裁金を科し、支払い済みであることも明らかになっている。

浅村選手は2008年に大阪桐蔭高校からドラフト3位で西武に入団し、2018年にフリーエージェント権を行使して楽天に移籍。2020年と2023年にホームラン王を獲得し、2025年にはプロ通算2000安打を達成するなど、楽天の主力として活躍してきた。3月18日には仙台地検が浅村選手ら3人をいずれも不起訴とした。球団の今後の対応が注目されている。

浅村選手は昨年2月の時点で自主申告があり、捜査に真摯に対応してきたという。2025年5月には史上56人目の通算2000安打を達成したが、その直前には不振に陥り、連続試合出場記録もパ・リーグ1位の1346試合でストップ。2026年シーズンは4年契約のラストイヤーを迎え、成績次第では自由契約もあり得るとの見方も報じられた。3月18日、仙台地検は浅村選手ら3人をいずれも不起訴とした。球団は「当局の判断、結果をもとに適切な対応をしたい」としており、今後の対応が注目されている。