2020年、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建に複数の女性との不倫スキャンダルが報じられ、日本中を騒がせた。『週刊文春』の報道によれば、渡部は六本木ヒルズの多目的トイレなどで複数の女性と密会を重ねていたとされ、「多目的トイレ不倫」として大きな批判を浴びた。渡部は芸能活動を自粛し、レギュラー番組をすべて降板した。
妻で女優の佐々木希は当時、コメントを出すことなく沈黙を守った。一部では「なぜ離婚しないのか」という声も上がったが、佐々木は離婚せず、家族を守る道を選んだ。謹慎中の渡部は家事や育児を担当し、夫婦の関係修復に努めたという。
渡部はその後、所属事務所のプロダクション人力舎のもとで活動を再開。2024年には地上波テレビ番組で初めて自身の不倫スキャンダルについて真摯に語る場面が放送され、佐々木が精神的な支えとなり復帰への道を整えていたとされる。佐々木自身も女優としての活動を本格的に再開し、NHKドラマへの出演などで再評価が進んだ。SNSでは「令和の理想の妻」として佐々木への称賛の声が相次いでいる。
2026年8月22日には東京・烏山区民会館で渡部の単独トークライブ『渡部の59秒』が開催され、チケットは2時間で完売した。一方で開催前には、出演打診をめぐって鬼越トマホークの良ちゃんがXで渡部を罵倒する騒動が発生。プロダクション人力舎は公式サイト上で「事実と異なる内容に加え、渡部の人格を著しく傷つける表現が繰り返し用いられている」と強く反論する異例の声明を出した。渡部の強い希望で実施されたといい、裏には妻・佐々木希の「きちんと説明したほうがいい」という助言があったとされる。その後、良ちゃんが直接謝罪し、騒動は決着した。スキャンダルから6年、渡部はなお世間の視線と向き合い続けている。