インフルエンサー「ヤマトリノ」の名前で活動していた会社役員・田沢梨乃容疑者(27)と、交際相手の会社役員・福本康太容疑者(28)が、10月7日に麻薬取締法違反(使用)の疑いで再逮捕された。2人は9月15日かその前後、東京都周辺などで若干量のコカインや麻薬のケタミンを摂取した疑いが持たれている。

事件が最初に明らかになったのは9月15日。2人は東京都港区六本木の自宅マンションでコカイン約0.4グラムを共同で所持した疑いで現行犯逮捕された。自宅からはほかにも白色の粉末が入った袋21袋や、使用器具とみられるストローなどが押収された。田沢容疑者は「自宅にあったコカインは2人のものです」「2人で一緒に使っていました」などと供述し所持容疑を認めたとされるが、福本容疑者は否認していた。

9月17日の送検時、田沢容疑者は報道陣のカメラにウインクをしてみせたり、舌をぺろりと出したりするなど、終始ふざけた態度で余裕を見せて物議を醸した。彼女は六本木「ジャングル東京」でバースデーの月に約2億3000万円を売り上げたレジェンドキャバ嬢で、YouTubeのキャバクラ嬢オーディション番組「LAST CALL」ではMCや大物ゲストに対しても強気な発言で人気を博していた。Xでは16.4万人、インスタグラムでは18.5万人のフォロワーを持つインフルエンサーでもある。

その後、東京地検は10月6日、田沢容疑者についてケタミン約0.024グラムを所持していたとして麻薬取締法違反の罪で起訴。その翌日の10月7日、警視庁はコカインとケタミンの使用疑いで2人を再逮捕した。一連の捜査は「コカイン所持」から「ケタミン所持」、そして「使用」へと広がった。今後の焦点は薬物の入手経路だ。なお、「LAST CALL」でMCを務めるローランドが、収録時に田沢容疑者からの写真撮影の求めを「反社とは撮らない」と拒絶していたことが発覚し、その危機察知能力が称賛を集めている。